第九回はんだ山車まつりについて
第九回はんだ山車まつり
開催趣旨
「半田の祭り文化の保存と継承」、「観光による地域経済の活性化」、「全国へ半田の魅力発信と知名度向上」を趣旨に市民、企業、行政が一体となって開催されてきた『はんだ山車まつり』。今回もこの基本コンセプトを引き継ぎ、国内外からより多くの観光客の来場を図り、半田市及び知多半島全体の魅力を伝え、人と文化の交流を推進するとともに、半田市民の誇りである山車文化を全国へ発信し、未来へ伝承いたします。
開催テーマ
「慶(よろこび)」
これほどまでに安寧な世の中を願う気持ちは、戦後以来と言っても過言ではありません。私たち市民は山車文化における壮麗な様式美、形式美、そして何より地域に誇りと感じ、その結びつきを大切にしています。このように地域がまつりを通じて結びつき、郷土愛を育んでいる地域が集まっている市は、全国的に見ても稀有な存在といえると言えます。
新型コロナウィルスにより、これまでお祭りやイベントは極力開催が見送られてきました。しかしながら、中止や延期というリスク回避の連続では、共存ではなく新型コロナによる忌まわしい記憶と記録が残るのみとなります。
いまこそ、このコロナ禍を乗り越えた慶びを市民一人ひとりと分かち合うために、第九回はんだ山車まつりを開催すべきと考えます。
計画案概要
○期 日 令和5年10月28(土)、29日(日)
○主 催 第九回はんだ山車まつり実行委員会
○開催エリア(まつりエリア)
(1)さくら会場エリア(市役所交差点~市職員駐車場)
(2)平和通りエリア(JRガード~市役所交差点)
(3)名鉄エリア(名鉄知多半田駅~JRガード)
山車の運行・供覧
市内各10地区から31輌の山車がまつりエリアへ集結。まつりエリア内での山車の曳き廻しと供覧、さくら会場への山車の入場、整列を行い、からくり人形等の上演を行います。また、宵まつりでは、提灯で装飾した山車による幻想的な風情もお楽しみいただきます。
併催イベント
山車の運行に伴う観客の集中を緩和するとともに、まつりの魅力をより一層高めるため、伝統芸能ステージ、パフォーマンスエリア、半田運河におけるちんとろ舟(子供三番叟)を企画します。
グルメ・ショッピングコーナー計画と公式認定グッズ
観客の皆様へのおもてなしとして、グルメコーナーを設けます。公式認定グッズを企画し、山車まつりにちなんだみやげ品の開発を促進します。
桟敷席(観覧席)の設置
山車31輌が勢揃いするさくら会場内に桟敷席を設け、ゆっくりと山車の入場と整列、からくり人形の上演を楽しんでいただきます。
まつりエリア内の装飾
まつりエリア内のムードを盛り上げるため、企業・団体等からの協賛を得て、提灯装飾、のぼり、装飾看板等を設置します。
広報・宣伝
チラシ・ポスター・ホームページ・SNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)・公式プログラム等による広報、県内外の主要駅・サービスエリア等でのPRキャラバン、旅行会社とタイアップしたツアー商品の開発、マスコミ・雑誌等への情報提供等々のPR活動に努めます。
交通規制と観客誘導
大勢の観客に対応するため、警察と綿密に協議し、各種交通規制や警備員の配置を行うことで観客の移動の円滑化を図り、安全の確保に努めます。
その他 各種サービス事業
観客駐車場計画、観客輸送シャトルバス計画、まつりエリア内各種サイン計画、照明・放送計画、清掃・美化計画、本部・各エリア支部・案内所・迷子救護センター等設置計画等に基づき、各種サービス事業を実施します。
コミュニティ助成事業(宝くじの助成金)
第九回はんだ山車まつりは、コミュニティ助成事業(宝くじの社会貢献広報事業として、宝くじの受託事業収入を財源とするもの)の支援を受けています。